値段の問題。
これは重要です。
コースといっても比類するべき値付けはどのくらいにするべきなのか?
値段は、参考値としてはカルチャーセンターなどやネットの学習プラットフォーム、専門学校、事務所の提供するスクールの値付けが参考になります。
ただ、この値段というものは大変バッファがあり、何を元にして決定されているのか?と言う事が見ていて疑問になってしまいます。
専門学校
この専門学校については以前にも記述していますが、
専門学校は法律で、一人あたりの学習面積からこうした科目を教えなさいといった基礎の決まりがあるので教材費や施設利用、講師費用、運営経費から算定されているとしています。
全体で200人くらいがいて、1クラス50人とすれば4クラス。
そもそも論として、入学に可否があるというのが良くわかりませんが
入学金が10万
初年度 学費: 1,275,000 円
2年目の学費: 1,120,000円
なんてのが一般的つまり2年で240万くらいかかります。
コレには上記のコストがすべて含まれているので妥当と言えば妥当。
コレで専門学校としても売り上げは5億くらいなわけで、大抵のエンタメ系の専門学校というものは声優・俳優学科というクラスが一番人数が多かったりします。
大抵は2年目で金だけ払ってこないと言う人も増えますし、利益率の高い学科と言えるし就職なども担保されるものではないので、事務所の養成所に入れたと言ったことも実績に数えたりしています。
つまり、専門学校は、体験の場であって経験の場ではないのかもしれません。
この辺りは、講師としてはそうした風にとらえて教えている人はいないかもしれませんが、学校も慈善事業ではありませんので利益の出る仕組みとして運営をしていく必要があるので、どこの事務所の養成所に何人送っているといった数字が実績なのだというのは事実なので、まあ、書いてもかまわないかなと。
続いて、事務所の養成所
2012年なので古い内容で、今もある事務所と名前が変わったりしている事務所もあるけれど、参考値に。
養成所名 コース名 時間 初年度費用
クラス人数 募集人数 日本ナレーション演技研究所 週1 3H ¥300,000 約30 週3 3H ¥600,000 約30 青ニ塾 全日 週5 6H ¥1,100,000 30 60 夜間2年 週3 3H ¥1,100,000 40 40 大阪 週2 ¥606,000 30 60 81ACTOR’S STUDIO 週1コース 週1 2H30 ¥320,000 本科 週3-4 ¥797,000 マウスプロモーション付属俳優養成所 週2-3 ¥421,200 スクールデュオ 基礎 週1 2H30 ¥324,000 20 20 レギュラー 週1 3H ¥432,000 20 40 シグマセブン声優養成所 週3 3H ¥648,000 25 75 アクセルゼロ 基礎クラス 週1 2H30 ¥518,400 30 120 俳協ボイス 東京/半年 週1 3H ¥237,600 20 140 大阪/半年 週1 3H ¥237,600 20 20 プロフィット声優養成所 基礎科 週1 3H ¥340,000 25 本科 週1 2H ¥560,000 15 30 R&A VOICE ACTORS ACADEMY 週2 ¥442,800 15 J.ボイスタレント・プロフェッショナルスクール 週2 ¥693,000 20 ぷろだくしょんバオバブ付属養成所BAO 週1 ¥367,200 20 60 アトミックモンキー 声優・演技研究所 週1 2H30 ¥496,800 20 160 プロダクション・エース演技研究所 週2 2H30 ¥490,000 30 240 ケンユウオフィスtalkback 週2 2H ¥421,200 25 75 アクセント附属声優養成所シャイン 週3 3H ¥550,800 20 60 Style Academy 週1 4H ¥600,000 15 AIR AGENCY ACADEMY 週1 2H30 ¥378,000 30 60 AIR AGENCY声優養成所 週1 2H30 ¥378,000 アセンブルハートタレント養成所 週1 3H ¥340,000 18 ホーリーピークボイスアクターズスクール 週1 2H ¥330,000 10 アーリー・トレーニング・スタジオ 週1 ¥270,000 トリトリオフィス声優養成所 昼クラス 週3 3H ¥400,000 20 20 夜クラス 週2 2H30 ¥340,000 20 20 B-Box Actors School 週1 3H ¥432,000 オフィス薫 附属養成所 週2 3H ¥500,000 CHK声優センター カレイドスコープKLSP 週1 2H30 ¥500,000 15 ぷろだくしょんA組星の会 月3 2H30 ¥440,000 10 インターナショナルメディア学院 週1 4H ¥240,000 20 引用元:こえのしごと
調べるの大変だから引用させていただきました。
一クラスは大体30人未満で少ないところで10人
日ナレ・青二塾などはかなり古参で特に青二については週5日のフルタイム形式で金額も専門学校なみとなっていますが、他の養成所などもフルタイムで
費用はフルタイムで考えさ算定をしていただくことが良いでしょう。
教材などは、各々の事務所によっても違うでしょうし、一番違うのは施設面が違うと言っても良いかもしれません。
ただ、この部分については、実際にはマイクワークを学んでも仕方ない部分もあるのでさわりとして経験をしておけば良いだけであって、教科と言った内容が大切。
また、この養成所というのは専門学校以上に様々な年代の人がいたり、専門学校からの入学組やオーディションを経て入っている人もいるので、実力も大きく変わっていく課程ではあるかなと。
また、定期考査や一年に一回、本科や預かり、準所属、所属といった形の事務所に入るための試験があり、その試験を通過した人だけがようやくスタートに立てる場でもある。
所属に該当するような待遇になれる人は、年で1~2人といった少人数なわけで1/40といった狭き門を争う場で真剣に学ぶ事になります。
今では、こうした情報はネット経由で公開されているので、いくらでも知ることはできるし、先に挙げている専門学校の金額なども専門学校の値段というものも法律で決められている範囲な事を踏まえると、通常このくらいの値段と言う事になるでしょう。
カルチャースクール
これは、完全に趣味に近かったりスキルアップや講談を聞くために通う事になるのでその値付けというものはさらに千差万別であって1,000円~10,000円だったり30,000円といった金額ものもあるし、無料と言った場合もあります。
まあ、これは生涯学習やスキル修得と言った場とは少し違うので参考値にとどめた方が良いですし、イベントなどの値付けの参考にはなり得ます。
では、コエカレで登録するべきコースの値付けは?
この辺りは、コースを作ってみようと言うコエカレ公式で登録しているコースに参考になる資料とともに値付けをする時の参考事例を掲載しているので迷った時にはご覧いただければと思います。
まず、コースの提供方式を決めます。
コースには
- 都度加入形式
- 定期加入形式
があります。
都度加入形式
払いきりの加入時に支払った金額ていつでも何処でも何回でもコースを見ることが出来るコース。
さらに、この払いきりのコースも閲覧期間を制限したり、修了した時点でコースへ再訪する事は出来ないようにすると言った提供の仕方も出来ます。
これはこうした制限を設けて、値付けを安くするといった事を想定してます。
定期加入形式
これは、いわゆるサブスクリプション方式と言うやつで、もっと一般的に言えば月額や初月無料や1週間無料と言った形で定められた期間加入して月額で定期的に支払いを受ける事で、学校とは違った形で利用の仕方をして貰う事が出来ます。
割賦とは違い利息などもないので定額制の利用が出来るので期間内利用し放題と言ったコースを作る事が出来ます。
また、コースにはオンラインとオフラインの区別もあります。
オンラインコース
これは完全にオンラインつまりインターネット上で簡潔するコースであり動画や音声、テキストといった形式で教材を提供してコースの中で質問を受け付けたりする事で疑問を解決したり、グループ専用のイベントと言った形でイベントを提供する事が可能となっています。
イベントについては後述させていただきます。
オフラインコース
オフラインは、実際に対面でインストラクターの直接指導を受ける事の出来るコース提供方式で、コースの加入の人数を制限して運営に支障のでないように対応する事が出来るようになっています。
この方法では、さらにスクール機能と言った提供の仕方もあり、これも後述させていただきます。
オンラインコース・オフラインコースともに一長一短あり、対面が良い内容のコースもあれば、ワークショップやインプロのように対面が向いているコースがあります。
コースの加入については、ともにオンライン上で簡潔するので、後は期日までにコースを修了するか、ワークショップなどを開催する日時のやり取りにコース内のコミュニティや、質問などを受け付けるための質問フォーラムとして活用していただけるかと思います。
コース内イベントについて
コース内で提供することの出来るイベントとは基本的にコースに加入している人だけに限定して提供する事の出来るイベントとなります。
このイベント自体にも課金か無料で提供するのか?と言った提供方法の違いがあります。
コースの教材を動画で提供していた場合に、コース内に加入している人限定のオフラインイベントを提供する事でオフ会のように直接交流を図ることもできます。
このイベントについては、機能拡張予定としてeチケットなどを想定していたり、お支払い自体はサービス内で完了する事が出来るのでチケットを作ってそれを参加者に配送すると言った利用の仕方も出来ます。
また、イベント参加者の名簿などを作って、その突合などもeチケットを活用する事で可能になったりもするので要望をいただければ追加していこうと思います。
スクール機能について
スクール機能とは、法人などや事務所などがオンラインコースを提供する事を想定して作っており、コースの中に複数のコースがあり、オンライン/オフラインのコースとして提供する事が可能になっています。
つまり、複数の運営者がいるのではなく、運営者は一人であるがコース内に複数のコースがあると言うのがスクール機能であって、まさに、オンラインスクールと言った利用の方法があります。
また、ここまでは一人のインストラクターがコースを提供・運営しているケースを提供している想定ですが、複数人の講師で1つのコースを提供することの出来るコースというものも作る事ができる機能があります。
名称としてはコラボレーションコースといった感じでしょうかね。
他のインストラクターが提供しているコースを受講してみて、自分のコースにそのカリキュラムを取り入れた場合に、共同して1つのコースとして提供する事で、より深みのある学習を提供する事が出来るのではないかと言った想定のもとで作られている機能となります。
まとめ
このように、コエカレはコースと言っても多様な提供方法をご用意しているので学生が加入しやすいようにワンイシューでコースを作るのも良いでしょうし、インストラクターでコラボレーションをしてコース内で共同イベントなどを開催すると言ったコースの活用方法も想定出来るため、高機能なサービスとして活用いただければと思っています。
ただ、ここまで多様なコースの設定や作り方があると作成するだけでも一苦労だったりもするので、そうした困惑や、加入の要件などを記述するページの作成のお手伝いを本サービスとしても対応をさせていただきますので一緒に作成をさせていただければと思います。
お手伝いの課程でコースを審査させていただきますので、一石二鳥のような対応になるためふるってお声かけいただければと思います。
サポートの案内については、サイトに登録時に本サービスからチャットメッセージを送信させいただいているのでコエカレアカウントをフォローしていただく等をして連絡をいただくか、問い合わせフォームよりご連絡をいただければと思います。
たくさんのコースが提供されてくれば、平均単価なども提供出来る情報として開示をさせていただきますのでそうした値も参考にしていただければと思っています。
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