マーケティングについてソーシャルメディア編
ソーシャルメディア(以下SNS)については以前すこし触れましたが、SNSについてもう少しクローズアップして紹介していきましょう。
代表的なSNSは、FacebookやTwitter、LINE、Instagramが一般的でしょう。
若年層にむければ、MixChannelなどもありますが、区分として
Web系とチャット系・写真系があり、最近は動画系なども出てきています。
Web系はFacebookとTwitterが主のメディアといえ、ここにだいぶ差が開いてGoogle+などもあります。
Facebookは所謂、実名性を取っていますが日本では実名ではなく仮名での登録をしている人も多いです。
そして、Twitterはサブカル系の人にとってもなくてはならないSNSと言えるかもしれません。
写真系は、Instagramが今は一番利用されているでしょう。
そして、動画系はYoutubeもそうですが、Instagram・Facebookも参入しておりTwitterもそうした機能を提供する事になりました。
上記は基本、無料で利用出来ますが、収益源としては広告が入っています。
一時、Instagramはユーザーがニーズを生み出しており、広告などもないといった事が言われていましたが、現在ではInstagramも広告が入るようになりました。
※まだ、審査の具合がリテラシーが低いので広告の質も悪いですけどね。
FacebookとTwitterの広告枠を見てみましょう
FacebookとTwitterで広告を出すと言う事は基本商材のプロモーションのためといった事やサービスを知らしめるための認知度アップといったブランディングで、単に「これこれの商品が発売されました!」といった情報を発信しても見向きもされません。
これは、検索はキーワードにマッチした能動的な情報取得であり、探している情報があるのでそうした情報にマッチしているキーワードに足しいて広告を表示しているので表示してもみて貰える可能性は高いです。
しかし、FacebookやTwitterは受動的なメディアで、消費者は情報を眺めている事と、そも流れてきた情報に対してのリアクションをする事で利用する価値を見いだしているメディアなので、ユーザーにリアクションをとって貰うための価値が必要です。
そうした意味では、見ている人の感情を刺激するような投稿であればあるほど、リアクションは得やすく、また、FacebookやTwitterもそうした感情を大切にしておりマーケティングに反映をさせています。
ですから、広告を出したい場合でも、少額から出稿を受け付けどういった情報を構成すればリアクションを得られやすいのかを検証しつつ運営することが可能となっています。

Facebookの広告はさらにタイムラインという上記の右の赤枠に表示するような形式と、右の枠に掲載する広告がありまり、Facebookのページをプロモーションしたり、いいねとった人気を集票するためのプロモーションなど様々な形式があります。
動画形式にしたり、カルーセルという横にスライドする方式の投稿といった形式でタイムラインに表示をしたり消費者にPRするための方法がいくつか提供されており、感情や、訴求、認知度アップのためには現在では必ず必要な広告手法と言えます。
また、Twitterも似ている広告としてプロモツイートとしてタイムラインにPRの広告としてツイートが流れてきますし、アカウントをプロモーションするための広告やトレンドとして掲載するためのツイートなどやキーワードとして表示する事も出来ます。
両メディアとも、出稿自体はWebから簡単に受け付けており、日本のメディアのように広告代理店経由での広告の獲得が主であるといった状況よりも容易さが売りと言えるかもしれません。
さらにはターゲティングといった広告を配信するためのターゲットユーザーを、絞り込む事も出来るようになっています。
20代の女性向けでアニメが好きな人といった絞り込みやテレビ番組やWebサイトの訪問履歴に対してや特定のイベント(クリスマス)とったイベントを好んでいる人に対してプロモーションを行う事が出来ます。
他には地域や言語、携帯の利用キャリア、性別、年齢、新規デバイスといった絞り込みはもちろん可能になっています。
そうした容易さというのは、あまり質のいい広告が流れないといった現状などもあるので、そうした事に対応するために気分を害したり広告をユーザーのリアクションにより表示しないようにするといった対応などが出来るように通報のフォームなども容易されています。
このようにSNSというのは、利用しているユーザーの属性がわかっている分、広告も対象としたいユーザーを絞り込んで配信ができるので、自分が望んでいる人たちに対してPRをする事が検索エンジンよりも容易と言えるかもしれません。
もちろん検索エンジンも上記のような絞り込みは同様に可能ですが、SNSは検索エンジンよりも人とサービスの距離が近いとも言えますので、ターゲットを決めて、無駄なコストをかけないでサービスを継続してPRする事ができると言えます。
では、次回はSNSのマーケティングとしてはクローズドなLINEやスカイプといったチャット系のSNSについて、プロモーション方法を記述させていただきます。
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