コーチングスキルのペーシング

本日はコーチングスキルからペーシングをご紹介します。

ペーシング

ペーシングとは、コーチングのコミュニケーション技法の1つで、話し方や身振りなどを相手に合わせることです。営業や学習などの対面状況で用いられます。具体的には、相手が驚いているときは一緒に驚いてみせる。相手の使っている言葉を使う。口調やテンポをそろえるといったことが挙げられる。また、極端に怒っている相手に対し極端に縮み上がってみせるといった、相手の気分や要望を汲んで話し方や身振りに反映することもペーシングに含まれます。 ペーシングをすることで、相手に「この人は自分の気持ちをわかってくれている」「自分に同意している」といった好印象を与えられるという効果が得られます。ただし、合わせすぎたり、わざとらしい合わせ方をすると、かえって不快感をもたれる恐れがあります。

このように、ページングとは相手の事を観察して理解し共感を示してあげる行動と言う事です。

簡単にできるページングテクニック

話し方や声のトーンを合わせる

まずカンタンに始められるのが、相手の話し方や声のトーンに合わせるという方法ではないでしょうか。

簡単に事例を示せば、わかりやすい例が方言です。

もし相手が同じ地方出身であることがわかった場合、同じ方言で話すことでページング効果が得られます。

ただ、方言も実はその出身地によりプライドや価値観などもあるのでそうした価値観などを損なってしまうような使い方はしてはいけないと思います。

特に関西弁などはネイティブに使いこなせる自身がなければやめておいた方が賢明かも知れませんね。

方言のように、相手の話し方に合わせることで、心の距離を縮めることができる効果が期待できるのは確かです。

方言が通用しない場合は、話すスピードや声の大きさを合わせるようにしてみてください。

特定の言葉を使用しよう

同じ出身地ではなかったり、話し方のクセなどを見つけることができなかったら、特定の言葉(ワード)を探してみてください。

新しいことへの「挑戦」を「チャレンジ」と呼ぶ人もいれば、「トライ」と呼ぶ人もいます。

相手がどのような言葉を使うのかを意識して観察し、同じ使い方をしてみてる事で効果を得ることが出来ます。

相手と同じ言葉を使うことで親近感を抱いてもらうことができます。

しかし、注意点がひとつあります。意味を知らない言葉を使うと、間違った言い回しをしてしまう可能性があります。

意味がわからない場合は、相手にいい印象を持って貰う事ができませんからその使用は控えた方がいいでしょう。

価値や信念に同調しよう

特に相手が指導層や自分より立場が上の場合は、その仕事に対して独自の価値観や信念をもっているケースがあります。

相手が大切にしている考えに同調するというテクニックです。相手の考えに共感してくれている相手とは共感度も高まり、やはり嬉しいという感情を抱きやすいですからね。

コミュニケーションで相手の価値観に触れることが重要です。

相手の価値観や信念を良く理解して共感を示すようにしましょう。

そのためには、相手の普段からの言動や考えを引き出すような会話を心がける必要がありそうした観点で常に相手の事を考える事でそうした能力を鍛える事が出来ます。

日常でも使えるページングテクニック

ペーシングは日常生活でも応用できます。たとえば恋愛。合コンなどで気になった相手と仲良くなるためにも、ペーシングのテクニックは有効となります。

良く、ナンパテクニックなどとして紹介されていたりするのでご存じの方もいるかも知れません。

そのテクニックの元は心理学とか催眠療法などにも通じるテクニックであり、そうしたテクニックを応用することでより相手の共感を引き出し安くなるのでその生かし方を理解していただければ幸いです。

心理学用語としてはミラーリングとも言いますね。

では、どのように活かせばいいのでしょうか?合コンでのテクニックをご紹介します。

  • 姿勢や手足の位置を合わせる
  • 動作を合わせる
  • 感情の起伏を合わせる

この3つが代表的な例と言えます。

姿勢や手足の位置を合わせる

オーソドックスな使用方法が、相手の姿勢や手足の位置を合わせるというものです。

具体的には、相手と対面したときに話を聞く姿勢や頷き方、手足の組み方などを合わせてみてください。ただし、あまり露骨にやりすぎるのはキケンです。露骨な態度は相手に不信感を抱かせてしまい、信頼関係を築くどころの話ではなくなってしまうからです。

相手には気付かれるに自然にさりげなく合わせていくというのがポイントです。

動作を合わせる

より心の距離を縮めたければ、相手の動作を合わせるという方法も有効となります。しかし、動作を合わせるといっても、単に相手と同じ行動をすればいいというわけではありません。

相手の身振り手振りを良く観察してそのアクションに合わせて頷くなど、動作のリズムや呼吸を合わせて自然に行動するということがポイントです。

感情の起伏を合わせる

お酒の席では感情が出やすくなります。素直な感情を示している相手に効果的な方法としてその感情をくみ取って合わせると言う方法があります

この感情の起伏を合わせるという方法は相手が感情を込めて話をしているときに効果を出しやすくなります。相手の感情に合わせてあなたも感情を高ぶらせて話を聞いてみるようにしてください。

まとめ

こうしたページングを活用するにはその効果や相手の反応を良く観察する必要がありその観察をしたうえでのページング(反射行動)を自然に振る舞う必要があります。

そのための訓練として対面ではない相手に対して、SNSを活用してページングの効果を実践してみてはいかがでしょうか?

SNSでは、案外みんな意識をしない本音のようなモノを表現しているので、その人の「好き」といった感情をくみ取り共感を示して感情をくみ取る訓練をしてみるのもいい訓練と言えるかも知れません。

そのためには、相手の事を観察するという事が必要になるので、まさにページングの訓練としてうってつけと言えるかも知れません。

また、日常の中でも一緒にいる人の事をよく観察をしてその行動を真似してみる事で自然にページングの行動をミラーリングする訓練にもなりますのである意味、日常のすべてが訓練の場となるので意識して行動をしてみてはいかがでしょうか?

次回は、ページングの応用についてもう少し解説をしていきたいと思います。

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