コエカレではコースという形で学生に教材を提供します。
コースは基本的にWebサイトと同じ構成になっているのでHTMLで提供できる形のコンテンツならばどのようなモノも提供が可能です。
ただし、HTMLなんて言ってしまうと難しくて作れないよ~と言う人も多いと思います。
しかし、ご安心ください。
コエカレにはCMS(シーエムエス)というシステムがついています。
このCMSとは、プログラミング言語であるHTMLと言った言語を解釈や理解出来なくても、そんなことは意識せずにWeb上にコンテンツを公開するための管理機能がついています。
つまり、CMSとはコンテンツマネジメントシステムという機能を無償で提供しているということになります。
これはアメーバーブログやTwitter・Facebookでもテキストや写真、動画などを意識せずにアップしたり投稿したりしていると思います。
これが、上記に上げたCMSと言う事になります。
Twitterはそうした意味では少し違いますが、BlogサービスやFacebookでは自分が投稿したコンテンツ(テキストや画像・動画)を管理する事が出来ます。
過去の投稿などを削除したり編集する事も用意で意識せずに使う事が出来ます。
そうした機能をコエカレでも用意しているのです。
コエカレでコースを作るというコースでも紹介していますので参照いただければと思います。
コースを作ると言う事は問題を作ると言う事です
教師や講師(インストラクター)といった仕事に従事したことのある人ばかりではないですし、人にモノを教えると言う事を体験した事のある人って少ないと考えていますがいかがでしょうか?
これは、自分が持っている知識を人に伝える事を実は意識していなくても経験している事に気付いていないからです。
例えば、仕事上ではどうでしょうか?
この仕事は、俳優・声優・ナレーターといった技能職だけではなくアルバイトのコンビニでの仕事でもそう、飲食店でも同じです。
必ず、実はこうした仕事をする上で、人に教えると言う事を経験しているのです。
それは、後輩指導と言った形であったり、少しの経験であっても人に伝えていると言う経験が誰にでもあると思います。
もしなければ、もったいないから経験をした方がいいと私は思います。
この人に教えると言う事は、実は一番勉強になり、何がどのようなプロセスで組み上がっていて、どうやって対応すればそうなるのか?と言う事を経験上だけではなく、体験を通じて理解して反復する事が出来るからです。
だから、問題を提起してその解決方法を提案するというのは問題をつくるというプロセスにおいて一番基本的な方法とも言えるのだと思います。
さらには、そうしたプロセスを経ずに問題を出題する事は出来ませんし、形作る事も出来ません。
つまり、相手がどんな事を疑問に思っていて、それをどのように解決するのか?どの手段は?その応用は?実例は?事例は?経験をして貰い評価をしてあげる、修正箇所などを例示して反復ないし、解決出来る方法を提案すると言った段階が存在するのではないでしょうか?
箇条書きでも勿論かまいませんが、それよりも段階的にステップを踏み、どのようにそうした問題を解決できるのかを提示してあげて、それを解決してみせるなどコミュニケーションを取るようなコンテンツの方が理解が深まります。
学習塾でも反復練習はさせますが、そうした段階的学習を行っていて、レベルに応じた学習方法で学生が何を理解しておらず、どうしたらその悩みを解決できるのか?という事を講師(インストラクター)をする側も必要となってきます。
このときに大事になるのが、質問力です。
相手から、疑問を引き出してそれを解決してあげるのが習熟度を上げていく上では一番大事な方法となります。
ですから、冗談から多人数に対して、等しく教えるよりも、少人数に向き合ってその人の考えている事や理解を聞き出して、その理解が合っているのか?誤った方向へ行っていないかのチェックを常に行うべきでしょう。
そうした事をチェックするためにテストという問題をする事でより深い理解を引き出して、緊張感を持って学習にいそしむことが出来るのです。
このような学習体験は、学校というシステムではなかなか難しく、個別指導ではなく集団指導になるので、多くに講師(インストラクター)は語りかけ、学生側の意識としてもその他大勢というスタンスになりがちで当事者意識を持ちにくいと言えます。
当事者意識がないまま、そこに居た人にいきなりテスト的な質問をするのは緊張を増してしまうだけで、修得したという実感を体験して貰う事も出来ないです。
だから、オープンとクローズの質問を使い分けよう
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オープンクエスチョン
・フルオープンクエスチョン
「この本は面白い?」
・セミオープンクエスチョン
「この本を読む目的は何ですか?」
※目的を考えさせるという制限を加えている
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クローズドクエスチョン
・セミクローズドクエスチョン
この本の内容を仕事上のどのような場面で生かしたいですか?
仕事という制限に加えて場面の制限も与えています。
・フルクローズドクエスチョン
この本は好き?嫌い?
答えは2択
このように質問の仕方にもタイプがあり、答えを縛り付けてしまう質問をするか、もう少し考える要素を追加して限定してあげる事で回答をしやすく促すといったテクニックがあります。
また、何故なぜは避けて対話を心がける
「何の講義を受けるの?」
「誰の講義を受けるの?」
「いつ講義を受けるの?」
「講義は何処で行われるの?」
「なぜ講義を受けるの?」
「講義をどのように生かすつもり」
といった5W1Hの質問の仕方は当然大事になりますが、なぜ?そうなの?何故、受けるの?何故、その日に受けるの?何故、行われるの?何故、そこで行うの?なぜ、それが生きると思うの?となぜ、何故づくしにしていまうより、少しアプローチを変えて、対話型でヒアリングをすると相手も回答をしやすくなります。
「あなたは今、どういったことに悩んでいるのか私にも教えてくれないかな?」
とオープンな質問を投げかけて、漠然と考えるきっかけを与えて、今日は、ここに私の講義を聴きに来たわけだけどそれはどういった理由なのか?と来た動機と共に前述の質問を深掘りして、その日を選んだ理由や自分の講義を選択した理由を聞いた上で、何処で開催されるのがいいのか?講義は役に立っているのかを確認して、それを今後の仕事や趣味でどういった風に生かすといった事を質問したり考えて貰う事が一番大切になります。
この際に性急に答えをもとめるのではなく、回答をしやすい環境を作ってあげる事も大事で、クイズ形式にしてこちらで提示をした回答を選択子に入れて選択を限定した回答を促すと言ったテクニックも有ります。
最終的に、このように質問をして回答を引き出すのは講師(インストラクター)の側というよりもその講座を学ぶ学生の中に答えがあることが多いので、その回答を引き出してあげるように心がけるのが、「いいコースで有り」「いい問題であり」「いい講師」だと私は思います。
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